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僕らのことばがアイラ・ウエーブであったなら (10月12日)

『僕らの言葉がウイスキーであったなら』は、村上春樹さんの小説。
彼の、アイラ・スコッチ&アイリッシュ・ウイスキーへの想いが
写真付きで語られている。是非一度本を開いてみてほしい。
それを捩ったこの本文は、僕のアイラ島日記であります。
もし僕らのことばがウィスキーであったなら

本日は日曜日。残念ながら醸造所は全部閉まっている。Not Open!
でもね、この島はアイラ・スコッチだけではないのだ。
羊も牛もいる! 島中にいる! 彼らが居ない場所がないくらいいる。
1012羊
1012牛
島は緑い。ホント、緑い。どこもきれいな緑色。青々とした緑。
1012緑
僕ら3人はまず南へ向かう。白い灯台。1825年に建てられている。
ここにも赤い公衆電話がある。
1012公衆電話
羊は僕らが寄ると逃げる。牛は、車が来てもゆっくりと脇に寄る。

BOWMOREへ向かう。島の幹線道路はちゃんと2車線。
1012BOWMORE.jpg
BOWMOREは白。このメーカーは僕の一番好きな銘柄であり、
町の中心部にドーンとある。感慨深い。
中には入れないが、建物の周りからピートを含んだ香りが漏れている。
1012標識

島の南端へ。ここには3つの有名な醸造所がある。
LAPHROAIG、LAGAVULIN、ARDBEG。
LAPHROAIGは蒸留所のドアが開いており、中に人がいた。
入ってもいいという。無料見学成功! 高温なので香りが漏れまくり。
ついでに・・・、泥炭を拝借してしまいました。
サハラの赤い砂、死海のつららに続く、My collectionの仲間入り。
LAGAVULINにも入れた。この島の人はやさしい。拒否はされない。
海のそばにどの醸造所も建つ。泥炭の産地と潮の香りは風味の素。
BOWMOREと島の南部、ちょっと塩の匂いが違う。
加えて、それぞれの醸造所の泥炭採掘場所、レシピ。
そして寝かせ方。赤ん坊の寝かせ方以上に個体差を生む。
それぞれの味。
僕が昨日飲んだ16年モノ。こち亀・日暮さんの4倍眠っていたモノ。

北へ北へ。
今、アイラ島にはグリーンランドから3万羽のgooseが飛来中。
一羽が飛び出すと、皆が大空へ。圧巻の模様。
ビーチで夕日。今度は赤い。波は荒い。
長友君と砂浜でかけっこ競争をする。子供みたい。でも、気持ちイイ。
そういえば彼とはこの7月にも錦帯橋の下で泳いだっけ。
そして、夜はもちろんシングルモルト。
んー、僕の表現力不足が否めない。この体験は直に語りたい。
アイラ・スコッチを傾けながら。

表題にある、“アイラ・ウエーブ”。
狭い道を車がすれ違う時にする、ふっと掌を上げる挨拶のこと。
車がすれ違いざまに起こる“波”は優しく、
吹き付ける空気の“波”は清々しく、
アイラ島の海岸に寄せられる“波”は荒々しく、
そして
喉元を通り過ぎる“波”はそれらを凝集した彼らのことばなのだ。
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