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果ての町で吠える (2011年3月8~9日)

クルド人の首都ディヤルバクルを後に、ドウバヤズットへ。
社会人時代、イサク・パシャ宮殿の写真を見たときの印象が残る。
かなりのインパクトで、短期旅行で行くことを考えたこともある。
イランへの起点となる町であり、なかなか行き難い所なのだ。
そういうわけで、今回はその“憧れの地”に着いたのだが…。


夜行バスは早朝にドウバヤズット到着。閑散とした印象。
宿を探す。結構たくさんあるので1つ1つ。決め手はCL。
ヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)の好カードがあるのだ。
何処なら確実に見れるか? 『歩き方』を見たら、あったあった。
しかし、実際に行くと、衛星放送完備でもCLは見れないという。
だから宿探しに熱が入る。なんとか見れる宿を探せてひと安心。
空は雲で覆われ、泣きそうでなくとも機嫌は悪そう。
イサク・パシャは明日に廻そう。周囲の荒廃地と青空が是非欲しい。
そして夜。テレビの前に陣取るが、CLが始まらない。
確認すると、映らないという。どういうことだ。

はっきり言って、こいつら、ばかなのだ。
何度も何度も、細かく注意深く確認したのに、ちゃんと聞かない。
いいか、トルコリーグが映っても、CLが見れないことがあるのだ。
国内リーグとCLが見れるかは、別問題なのだぞ。言っただろう。
CLが見れることが、宿泊する最重要点だと確認しただろう。
俺、宿泊料金払わないぞ。今から、見れる所をお前が探せ!
メチャメチャ力を込めて、僕はフロントで大声で言う。
でも彼らは「見れないんだから仕方がないじゃん」である。
だから!、それが最重要点でこのホテルにしたんだ!、馬鹿野郎!
町へ出て、スポーツカフェへ。でも、夜は早めに閉めるらしい。
若い兄ちゃん達に言っても教えるところは同じ。そこはもう行った。
彼らも実際のところ、見ないのだ。見ようとしてないのだ。
つまり、この町の人はほとんどこの一戦を見ないということだ。
少しは家でスポーツチャンネルを契約している人がいるかもだが、
もうゲームは始まっている。今日はコレ以上、探せない。
あり得ない。実にあり得ない。
僕が見たいのは、FCバルセロナvs.アーセナルの第2戦である。
第1戦はアーセナルがバルサを破った。内容も良かった。
無敵のバルサを倒せるかも。1番手は間違いなくアーセナルだ。
そして間違いなく好ゲームになる。
内容も結果も重要な見逃せない一戦。
それを町中の奴らはほとんど見ないのだ。あり得ない。

これはサッカー好きの意見、と思われるかもしれない。
はっきり言わせてもらうが、それは断固として違う。
現在、フットボールは世界NO.1のエンターテイメントの1つだ。
CLは世界で何人が見るか。アフリカでもアジアでも、大勢が見る。
テロリストだって、籠城犯だって、是が非でも見る。
もちろん、フットボールが好きじゃない人もいるだろう。
更にはスポーツ嫌いの人、プロスポーツが嫌いな人もいるだろう。
その商業主義やアイドル扱いやら、芸能界みたいで嫌だとか。
イエス。OH,YES。それは間違っていない。ホントのことです。
ただし、そんなに他のスポーツや他のエンターテイメント、
アマチュアや純粋無垢の、汚れのないものが面白いのですか?

まず、プロスポーツを受け入れない人は、子供だと思う。
面白いものにお金が集まるのは現世界では当然のことでしょう。
商業主義が嫌なら便利な生活をやめて山奥で自給自足すればいい。
その人は資本主義を否定しているのだろうから。
それをしないのはオカシイ。自分を棚に上げて他を否定するのか?
スポーツは純粋じゃないと嫌だという人。あなたも子供だ。
そんな純粋なスポーツが他にあるのでしょうか?
高校球児だって欲はあるよ。将来はお金が欲しい大人になるよ。
まだ若いから、そうならないだけ。
それしか楽しめないあなたは、実際は彼らを見下しているのだよ。
更には、“純粋”しか楽しめないだけの器しかないのでしょう?
純粋でも公平でもないところ、それはこの世の中と同じでしょう。
それが“人生の闇”。それが“真実”で、“人の世の実際”だ。
ボールを蹴ってゴールにいれる、それしか見ないなら価値は半分。
その裏にあるモノ。薄汚れたもの。数々の陰謀。天文学的マネー。
経済の仕組みも社会の本質でさえあからさまな、“世の中の鏡”。
サッカー解説者の後藤健生さんは著書にこんなことを書いている。
「プロサッカーに関心がない人は、プロサッカーを知らない。
もし知ったなら、好きになるか、大嫌いになるかしかない。」

フットボールが好きじゃない人。残念。可哀相だ。
世界言語の1つでもあるものを、あなたは失ってしまってる。
世界中何処に行ったって、ボールが蹴られているのが現状だ。
これだけ世界を廻ってきた僕の印象だから信憑性はあるだろう。
少なくとも、フットボール以上のものがないのは間違いない。
残念ながら、残念なマイノリティさんです。可哀相と思います。

更にはエンターテイメント(エンタ)いうものについて僕の考えを。
僕のブログの副題は、“この世のすべてはエンターテイメント”。
すべてはエンタだ、僕はそう思う。そう、すべてが。
考え込んで、内に入って、もう駄目だなんて思っちゃダメ。
だって、エンターテイメントなんだから。
逆に、エンタとして成り立つためには真剣さが必要不可欠。
本気じゃないモノに、人は感動しない。
お笑いなんか、芸人さん達のその才能と努力が陰にあるのだし。
その、世界最大のエンターテイメントの1つがフットボールだ。
プロフットボールの最高峰、CLを皆が見ないなんてあり得ない。
契約すれば見れる状況にあるのに。

さて、熱く語った後に冷静な分析を。
そんな凄いモノでももちろんすべての人が興味を持つ訳じゃない。
プロフットボールよりも好きなモノ・凄いモノを知ってる人、
自分に合うモノを持っている人は素晴らしいと思う。
僕が個人攻撃しているのではない。統計論的に言っているのだ。
大勢の人がいて、誰もが知っているけどほとんどの人が見ない。
統計論的にオカシイのだ。これだけ徹底して見ないのはオカシイ。
それ程経済が破綻している訳ではない。貧困の問題でもない。
どうしたことか? 申し訳ないが、民度・文化度が低いと思う。
僕があんなに注意深く何度も詳細に説明しても、理解できないし。
あ、ここの町の人達は民度・文化度が低い。それが僕の結論。

結局、インターネット回線を使って見るしかなかった。
だが、この町は回線速度が遅く、安定性がない。
ネットカフェも途中で閉まり、ハーフタイムにカフェを移動。
何度も接続し直し、結局4つの得点シーンをすべて見逃す。
ネットで確認すると、予想どおりの好ゲームだったらしい。
ああ、期待の高かったドウバヤズットが僕の中で地に落ちた。

さて、翌日も天気は余り良くない。でも、今日は行かなきゃ。
イサク・パシャ宮殿。朝晴れているのに、靄で山が見えない。
気温が上がり始め少し晴れてくる。出発。
運悪く車が通らず、ヒッチできない。徒歩で1.5時間。
のどが渇いた。入り口そばにある水場でゴクゴクと水を飲む。
レリーフが美しい。丘の上には登れず(犬がいる)。
墓地の上から見るが写真で見たような景色は見れない。
たぶん、かなり高いところから撮ったヤツだったのだろう。
ま、でも、なかなか満足。
旅が長くなって早々感動しなくなってるから仕方ない気もするし。

夜、今日はCL諦めるかとフロントで寛いでいると、何と始まった。
何故? もしかして昨日もホテルで一般放送で見れたのか?
聞いてみるがそうじゃないらしい。たまにやるのだそうだ。
おい、だったら最初から民放でやらないことあるの知ってただろ?
でも、何故バルサvs.アーセナルやらずに、インテルはやる?
バルサ戦は放映権料高かったから、放送できなかったのか?
ああ、ドウバヤズット。。。
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