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遥かなる平野と川 (2011年3月1&3~4日)

ウルファの後、僕が取ったルートはマルディン、ディヤルバクル。
シリアと同じく、今回も時系列に従わずにまとめることにする。
ハラン・マルディン・ハサンケイフという3つの僕の好きな町(村)。
それぞれ1日だけで、ハランとハサンケイフは宿泊もしていない。
これらの町は、トルコ南東部でも特に美しい所だと思う。
山や森や海はもちろん美しい。でも、平野や川も美しいのだ。


シャンルウルファでの日々は毎日が寝不足気味である。
何故か朝早く目が覚め、その後二度寝ができないからだ。
ということで、ちょっと朝早すぎだがハランへ行ってしまおう。
オトガル(バスターミナル)へバスで向い、ハラン行きに乗る。
ハランへはドルムシュ(ミニバス)で。ほとんど眠ってハラン到着。
ドルムシュ移動中の跳ねるリズムは、眠気を誘発させる。

ハランの町から丘へ上がると、特徴的な“村並”が見える。
薄茶色のとんがり帽子の街並だ。
101 ハラン 102 ハラン 103 ハラン
104 ハラン 105 ハラン 106 ハラン
この形はイタリア・バーリ近郊のアルベロベッロを思い出させる。
ただし、こちらは石組でなく、土固めである。
広がる平野にとんがり帽子が並ぶ。
傍に遺跡もあるのだが、現在も使用されてるとんがり帽子がいい。
並びに並ぶ、とんがり帽子。そこに住む素朴な人々。
手招きして入れてくれるし、特に入場料も取らない。
家の中で土産物を売っているが、そんなんだから展示物のようだ。
ゆっくりとあいさつを交わしながら村を歩き、もう一度丘へ。
しばし丘の上から村を眺め、ドルムシュに乗り込む。
帰りは熟睡。目を覚ましたらオトガル。ドルムシュ内に一人。
後部入口は自動ドアだから運転席から外へ出る。
お金払ってないが、運転手がいない。出口へ歩く途中声がかかる。
彼は他のドルムシュの中で、他の運転手と盛り上がっていたのだ。
起こしてくれればいいのに。お金を渡して町へ戻る。

順調なハラン行きとは異なり、マルディンへは時間がかかる。
早朝に宿を出たのにもかかわらず、空席のあるバスがない。
BTに9:00着も出発は11:30。更に出発が予定より1時間遅れた。
運賃も高い。20TRL(1,000円強)。イスタンブールまで行ける値段。
たかが2時間半で。マイナールートは意外に高い国なのかも。

正直な所、マルディンにここまでの期待はしていなかった。
ドラマの舞台になって、今トルコ内で注目の観光地とはいえ、だ。
バスから見えてきたのは、山の裾にへばりつく街。変な光景。
オトガルは山裾。町は山の上方。戦略的要地のような作り方。
町の建物は伝統が感じられる。迷路のようになって上へ広がる。
雰囲気のある街並みである。山の上にはマルディン城がある。
現在は軍施設となり入れないが、その下からの眺めが素晴らしい。
ここが、間違いなく、僕が今まで見た中で最高の平野だろう。
平野をここまで美しいと思ったことは今までなかった。
写真で伝わるだろうか。まるで、海のような平野である。
この平野は国を越え、シリアまで続いているという。
二国に架かる平野、である。
暗くなった後には、黒々とした“海”のあちこちに明かりが灯る。
01 マルディン 02 マルディン 03 マルディン
04 マルディン 05 マルディン 06 マルディン

ハサンケイフへはマルディンからミディヤット乗換で行ける。
各1時間の計2時間で着いたのは、チグリス川にかかる橋の跡だ。
メソポタミア文明を形作った2本の川。
ユーフラテス川はシリアのデリゾールから。
もう1本のチグリス川はハサンケイフから見ることになる。
ちょっとした“ヤッタ感”がやってくる。

街道沿いのレストランで荷物を預かってもらい、遺跡へ向かう。
モスク跡へ行くと、そこは子供たちの遊び場となっていた。
僕が入って行くと、モスクから僕自身が子供達の遊具となる。
写真を取りながら遊ぶのはいいけれど、段々とエスカレート。
子供達は僕に石を投げ始める。こりゃ、たまらん。
もちろんふざけているだけで悪意はないのだが、逃げるしかない。
遺跡へ。というか、メインの遺跡は入れない。損傷が酷いのだ。
谷の道を挟んだ向かい側の丘に登る。そこから遺跡を眺める。
背後にチグリス川が控える遺跡は、なかなかに優雅なものだ。
高いところが大好きな僕は他の観光客が来るまで飽きずに眺める。
さて、一番の名所はその、チグリス川に架かる橋跡。橋桁である。
チグリス川に架かる、現在使われている新橋を渡り、河原へ。
新橋から見下ろすのもいいが、河原から見上げるのもいい。
日差しに温かさがない。寒さに耐えられなくなるまで見上げる。
101 ハサンケイフ 102 ハサンケイフ 103 ハサンケイフ
104 ハサンケイフ 105 ハサンケイフ 106 ハサンケイフ
107 ハサンケイフ 108 ハサンケイフ 109 ハサンケイフ

実のところ、僕にとって東トルコは印象が強くない地域だ。
その中で光っているのが、このハラン・マルディン・ハサンケイフ。
遺跡好きじゃなくとも、東トルコ観光にこの3つは欠かせない、
と僕は思う。
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