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キリマンジャロも、雲の中 (10月15~22日)

ダル・エス・サラームはほとんど何も見ていない。ほぼ、歩かず。
危ない場所には行かない。十中八九大丈夫でも、運頼みはなし。
早朝のバスターミナル周辺も気をつけて歩き、バスに乗る。
前回のブログに書いたように、眠れば落ちそうになる時間を耐え、
キリマンジャロ残の麓の町、モシに着く。


モシはキリマンジャロへの拠点だが、標高は810mしかない。
昼間の到着バスターミナルは暑い。現在地と宿の場所を確認する。
ココは観光地だ。ガイドが寄ってくる。タンザニア人はウザい。
今は着いたばかりで荷物も背負っているから、交渉する気はない。
でも、引き下がろうとしない。宿の客引きもやってきて離れない。
思わず声を荒げる。客引きが“客押し”になる。更に暑くなる。
僕はそんな、人の気持ちを考えない奴のツアーや宿には行かない。
タンザニアでは声をかけてくる人を1度も相手にしたことがない。

現在地を確認し、旅中に会った日本人に勧められた宿へ行く。
宿と言っても外見では宿と分からない。普通の商店の裏なのだ。
ムスリム家族の家の裏に、5つの客室が並んでいる。
それで1泊350円以下。このレベルなら、通常この倍はする。
家族もにこやかだし安いし、タンザニアで一番居心地のいい宿だ。

翌日は現地人のサムと落ち合い、キリマンジャロ麓の村へ行く。
サムとは昨日町で知り合い、実費+チップで案内を頼んだのだ。
事前に、1つ1つ何が含まれるのかを確認済みだ。
コーヒー畑とバナナ畑に寄り、キリマンジャロ山を眺めること。
カメレオンを見ること。滝を見に行くこと。
バナナビールの製造工程を見学して、飲む。
もちろんコーヒーも。ピッキング、ローストを見て、飲む。

ミニバスで彼の村へ向かう。2500mと聞いていたが1700mだ。
彼の村は1700~2500mまで広がっているらしい。
2500m地点に何がある? 何もないから行かないと言う。
感性の違いかもしれないが、彼の言うことは紛らわしい。
僕は800mも歩いて登らねばならないと思っていたのだ。
最初にバナナビール。ビールというより、スパークリングワイン。
アルコールが10%もある。500ccも飲んだら酔いがまわる。
その後で滝までトレッキング。フラフラと彼についていく。
ツアーの順番が滅茶苦茶なのだ。あれを飲んだ後に歩かせるか?
滝に着いたらホッとして横になり寝てしまう。ぐっすりと。
サムは18歳のくせにフルチンで泳ぐ。
黒人の18歳の男が裸で泳ぐのはどうなのか? ダメだろ、ソレ。
カメレオンは見ることができた。15cmくらいだったけれど。
ただし、コーヒーに関しては畑を見ただけで終わる。
バナナ飲料は製造中の樽を見れたが、コーヒーは飲めもしない。
約束と違う。それも、もう昼過ぎなのに昼飯はモシの近くらしい。
食べたのは15時。こいつのスケジューリングは滅茶苦茶だ。
結局、チップは予定額の半分に。彼は抗議するが、当たり前だ。
コレとコレがないと確認。何なんだ、このスケジューリングは。
マイナス査定。説明したら納得したようだ。これがアフリカ人だ。
残念ながら、日本の感覚で言えば、頭が悪いのだ。
考えてから動くという習慣がない。目先のことしか考えない。
彼の村のコーヒー豆をタダでもらったので、まあ、ヨシとする。
もう雨季が近いので、キリマンジャロは雲で隠れている。

ホントはキリマンジャロに登りたいのだが、登らない。
この山は5泊か6泊の日程で登る。ツアーは850USD以上。
チップも100USD以上だから、実費は1,000USDを超える。
6000m級のアフリカ最高峰だが、この額は余りに高すぎる。
天気が悪かったら景色も望めない。この時期に行く気にならない。
セレンゲティとンゴロンゴロのサファリも却下。
タンザニアはサファリも高い。1日125USDを超える。
3日の日程なら500USD。国立公園入場料が高いこともある。
国の物価が低いのに貧国だからとしても、この料金はナメている。
努力をせずに入場料の類のようなモノだけ上げるのは、汚い。
もう南部アフリカでほとんどの動物を見たので、行かない。
モシの町を歩いているとガイドが寄ってくるが、相手にしない。
タンザニア君、残念だったね。そううまくはいかないのだよ。
楽して外貨を稼ごうとするうちは、豊かにはなれないよ。

さて、モシでやりたいと思っていたことはほぼ終わった。
あとはコーヒーを飲むことだけだ。街角にはコーヒー売りがいる。
フラッと行ってコーヒーを頼む。1杯6円のコーヒーだ。
もちろん上質ではないが、間違いなく地元でとれたものだ。
規格は知らないが、キリマンジャロコーヒーに間違いはない。
現地産の、現地人が飲む、現地のコーヒーを飲んで、山を見る。
雨季前と行ってもたまに顔を覗かせるキリマンジャロ。
ま、ホンのたまにだけれど。いつもは隠れているキリマンジャロ。

やることが済んでも、宿の居心地がいいから、ダラダラと滞在。
またも溜り始めたブログを書く気にもならない。ダラダラダララ。
日本のお笑いビデオを繰り返し見る。いつの間にか1日が過ぎる。
無理な体勢で見ているうちに、また腰を痛めてしまう。再発。
前回ほど酷くないが、モシを出る機会を奪うだけの痛みはある。
キリマンジャロはいつも雲の中にいる。今の僕の心の内と同じだ。
完全な旅疲れだ。旅の終わりが近づいてきているのを感じる。
なんとか良くなってきた。動かねばダメになる。さあ、出発だ。

次の目的地アルーシャまでは1時間30分。すぐそこだ。
モシがキリマンジャロ山麓なら、アルーシャはメルー山麓。
標高はモシより高く、夜は結構涼しい。扇風機はいらない。
アルーシャには日本食レストランがある。ラーメンが食べれる。
初日はとんこつラーメン。麺は太めだが、それ以外はいい。
昼1時間だけ無料のNHK日本語放送を、オーナーと一緒に見る。
アルーシャには長居しない。すぐにバスチケットを押さえる。
翌日はチャンポン。こっちの方がお勧めだ。具沢山で旨い。
1カップ60円のキリマンジャロコーヒーは6円のとは違う。
特有の酸味があるが、癖の強いモノ好きの僕には嬉しい。

行動的になると気分がよくなる。
目の前の目標がなくとも、移動はそれ自体が旅の推進力になる。
見上げても、どこにもキリマンジャロは見えない。
それはそうだ。ココはモシじゃない。曇ってもいる。
さて、モシとアルーシャに来る必要はあったのか。考える。
ほとんど山が見えないのに、ケニア国境まで来る必要が…。
まあ、いいか。前に進もう。
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