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ナミブを駆ける (8月1~7日)

ナミビアの旅、前半が終わり、後半が始まる。
日曜日の朝にパンク修理をしたため、出発は昼前になった。
まあ、今日はいけるとこまで行こう。どこまで行けるのか。
レンタカーの旅では、土地勘のない僕らには読めないのだ。
最終目的地ナミブ砂漠へ向かって南下を始める。


結局1日目はウイスという町に宿泊することにした。
やはり部屋泊は高いのでテントである。安いのは有難い。
キッチンがないのでレストランに行ったのだが、面白いもの発見。
安い肉料理があるとのこと。「何の肉?」「オリックス」
オリックスとはゲノムボックのことである。鹿のような動物。
おお、エトーシャで見たぞ。アレ食えるのか。食っていいのか。
ラッキーである。珍しい食べ物好きな僕には大変うれしい。
少々硬いのだが、特別まずくもない。普通に食えるレベル。
それも格安生ビールがある。テント泊で浮いた分を迷わず投入。

次の日は内陸部から海へ抜けるのだ。
海岸沿いのはずの道についても海が見えない。曇っているためだ。
久しぶりの曇り空の中、向かう先はケープクロスである。
十字架を見に行くのではない。オットセイの生息地に行くのだ。
何万頭ものミナミアフリカオットセイが浜辺で横になっている。
01 ナミビア(後半) 02 ナミビア(後半) 03 ナミビア(後半)
可愛いなあ、とか言いたいところではあるが、余りに臭い。
どんな臭いかというと、タクワンが腐りきったような臭いだ。
臭いと泣き声は親と子の合図らしいが、ここまで臭くなくても…。
これこそまさに、“腐れ縁”であろう。
僕は一足先に車に戻る。遊歩道一周歩くほど、面白くもない。
その日の宿は、ナミビア第二の町、スワコップムント。
ココで初めてベッドで眠れる。ユースのドミは350円であった。
なぜか普通の町のテント泊より安い。部屋はそれなりだけれど。

翌日はムーンランド・スケイプとヴェルベッチア・ドライブ。
前者はまあ、よくある月面のような風景なのだが、イマイチ。
04 ナミビア(後半) 05 ナミビア(後半)
後者のヴェルベッチアとは1000年以上生きる巨大草のことだ。
こちらはなかなかである。最古のものは何と1500年以上。
オスとメスの違いまであるようだ。
06 ナミビア(後半) 061 ナミビア(後半) 07 ナミビア(後半)
ジャンプして草をまたぐように写真を撮った時、「ビリッ」。
ズボンが裂けてしまった。ヤレヤレ。
それにしても、生物の一生に“最古”という言葉がぴったりとは
ヴェルベッチア、おそるべし…である。
それよりも恐ろしかったのは、その日の“レンタカー・スピン”。
ずっとダートだったのだが、いきなりグリップが利かなくなった。
丘を越えたら急なカーブと深い砂の道路に変わったのだ。
この道の制限速度表示は80km。僕は60kmまでは落としていた。
それでもスピンである。もう少しで斜面を滑り落ちそうだった。
車の右前は砂のガードレールで少し傷がついた。追加料金か…。
社会人時代の2年目に一度軽い事故をしたことがある。
その時は必要以上につるしあげられるような注意を受けた。
その時思ったこと。「軽微な事故は車よりも自分がヘコむ」
今回もまた然り、である。

夜が明け、一路セスリムへ。セスリムはナミブ砂漠の玄関である。
行く前は村だと思ってが、実際は公営キャンプサイト。
ナミブ砂漠で朝焼けを見たければ泊まらなくてはならないルール。
『関所キャンプ』だな、と思う。設備もそれほど大したことない。
今日はソススフレイというところまで行ってみることにする。
これはオアシスである。といっても乾季の今は水などないそうだ。

ナミブ砂漠に入る。赤い赤い砂漠。世界最古の砂漠である。
08 ナミビア(後半) 09 ナミビア(後半)
砂漠は古いほど赤くなるから、ここが世界で最も赤い砂漠なのだ。
最後の10kmは4WDでなければ通れない悪路になっている。
それも砂道熟練のドライバーでなければ通れないくらい。
ここは1200円/人払って更に奥へ連れてってもらう。
最初に行くのが、デッドフレイ。さしずめ、「死の泉」だろうか。
10 ナミビア(後半) 11 ナミビア(後半) 12 ナミビア(後半)
僕はココがお気に入りだ。
色のコントラスト、寂しげな雰囲気、静けさ。一人になり、佇む。
ここ3年間水がたまっていないから、木も死んでいるようだ。
更に奥へ。行き止まりがソススフレイである。
木々が溢れたオアシス。水はないけど植物が生きている。
13 ナミビア(後半) 14 ナミビア(後半) 15 ナミビア(後半)
16 ナミビア(後半)
砂丘に登る。モロッコの砂漠ほど柔らかくなく、登りやすい。
上から見る砂漠とオアシスもなかなかである。
僕はここでやりたいことがあった。砂丘の上から走り降りること。
中田英寿が自分自身がプロデュースした番組でやっていた。
さすがは中田。まったく重心がブレずに走った姿が恰好よかった。
僕もやって見る。ムービーもお願いする。
何とか皆の視界から消えるまで走りきることができた。

疲れたーと思いつつ、セスリムへ戻る途中のDune45へ。
日の出スポットとして有名な、美しい砂丘である。
明日登るから…とちょっと逃げ腰も、結局登ることにする。
結構疲れたのだ。でも登って見ると、走って見たくなる。
今回は途中で力尽きた。やはり短時間で2本は厳しい。
サンライズだけでなく、のサンセットもなかなか美しい。
17 ナミビア(後半) 18 ナミビア(後半) 19 ナミビア(後半)
20 ナミビア(後半) 21 ナミビア(後半)
22 ナミビア(後半) 23 ナミビア(後半)

翌日は5時起きでキャンプの門が開くのを待つ。少々寒い。
たくさんの車が並んでいる。皆、Dune45を目指すのだ。
この門はサンライズの1時間前にならないと開かない。
開いた後は競争のように車が僕らを抜いていく。
制限速度80km/hのはずだが、100km/hの僕らを引き離す。
ツアーの車もいるのに、制限速度の倍でブッ飛ばすのだ。
70km先のDune45に着いて登り、朝焼けを待つ。
ただでさえ赤い砂が更に赤くなる様は言葉にしようがない。
24 ナミビア(後半) 25 ナミビア(後半)
26 ナミビア(後半) 27 ナミビア(後半)
さてと、やらないつもりでいたが今回も走り降りてみる。
今日1本目のはずなのに途中で力尽きる。
コース取りが問題だ。ずっと下って行くと結構行けるようだ。
もう一度登り皆と合流すると、他の観光客から声が飛ぶ。
「Good Run !」さっき拍手してくれた人たちだろうか。
僕を真似して他の欧米人も走り降りている人が結構いる。
ま、僕もヒデのマネだしね。

砂漠は駆け下りるものではありません。
では、登るものなのか? 見るものなのか?
人間の力で作られたものではないのだから、そこにあるもの、だ。
それもここは、昔々、気の遠くなるような昔から砂漠なのだ。

遥か遠くを仰ぎ見て、その歴史を思う。
ただの勝手な想像ではあるけれど、大自然に対する、
これが今の僕の精一杯なのだ。
ナミブ砂漠とは、
自分の小ささを気付かせるもの、なのかもしれない。
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