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“青”を見に行く(2月16,17日)

俗に『カラファテ』と呼ばれる町。正式名称は、エル・カラファテ。
エルは英語のTheと同意で、カラファテはある木の名前である。
おそらくパタゴニアに来る人のほとんどすべてが訪れる町だろう。
なぜか?
それは、ココに世界でも名高い氷河があるからに他ならない。


氷河とは何か? 一言で言うと「動いている氷塊」でいいらしい。
動いていると言ってもそれが目視でわかる程ではないけれど。
ただし、移動すれば何らかの力が加わり、端から崩落が起こる。
移動速度が速ければ速い程崩落が多く、それが見所でもあるのだ。
有名なペリトモレノ氷河。展望台から眺めるだけのツアーではない。
氷河の上を歩けるというのだ。ムム、これに行かない選択肢はない。

寝不足の目を擦りつつ、早朝にちゃんと迎えに来たミニバスに乗る。
今日はこれだけ? そんなわけがない。大型バスに乗り換えて行く。
車中、眠る。高っかい入場料を払い、また眠る。
起きる。目の前に広がるのは、白い、そして青い氷の塊だ。
観光地ガイドのプライドがそうさせるのだろうが、説明が長い。
「1時間後に集合ってだけだろ」と聞き直し、さっさと展望台へ。
遊歩道をジグザグに降りて行く。氷河湖の向こうに高い氷の壁。
下るにつれて氷河に少しずつ近づいていく。
それだけでも氷河の肌が、そのきめ細やかな部分まで見えてくる。
01 エルカラファテ 02 エルカラファテ 03 エルカラファテ
04 エルカラファテ 05 エルカラファテ 06 エルカラファテ
さっき、大きな音がしたのは崩落があったのだと知る。
氷がぷかぷかと氷河湖に浮いているのだ。
扇形に広がっている。つまりはあそこから崩落したんだな、と。
崩落したばかりのところは負荷が残っている可能性がある。
ということはすぐにまた崩落するかもしれない。
場所を変えつつ気にしてみるがこの1時間で2回目は起こらない。
07 エルカラファテ 08 エルカラファテ 09 エルカラファテ

バスに戻り、船着き場へ。
フェリーに乗り換え、氷河を隔てていた湖を渡り、向こう岸へ。
10 エルカラファテ 11 エルカラファテ 12 エルカラファテ
13 エルカラファテ 14 エルカラファテ 15 エルカラファテ
トレッキングの始まりである。
氷河のすぐ手前で簡素なアイゼンを自前の靴の上から装着。
氷河の上に乗る。ザクっと、いや、ガリっと。
怖がる人もいるが、コトパクシ登山に比べたらなんのことはない。
ただその感触は全然違う。アイゼンのせいではない、明らかに硬い。
コトパクシを思い出してしまったからか、それほどの感慨がない。
氷河の上の乗れたと言うのに。どうしてだろう?
おそらく天気のせい。そして、ココに来る過程にあるのだろう。
努力や挑戦のかけらもないのだ。お金を出しただけなのだ。
死にそうだった登った世界最高峰の活火山より景色としても弱い。
ただ…、この“青”は凄い。
16 エルカラファテ 17 エルカラファテ
歩くのが面白いのが氷河トレッキングではない。
“氷河”ではなく、“青”を見に行くツアーなんだ、と思う。
人工的にあり得ない重みと時間が氷に加わってできた高密度の氷。
大自然が生んだ、奇跡のパワーが生み出した、氷の青。
他にないくらい分厚いのに透き通っているように見える、氷の青。
混じりっ気のないこの“青”はこの世で最も美しい色に違いない。

最後は氷河で作った、オン・ザ・ロック。定番である。
ただし、カチワリ大ではなく、小さなシャリシャリの氷だ。
氷河がデカイから、何となく寂しい気になってしまう。
18 エルカラファテ

というわけで、正直なところ、お金をかけた割には、△。
だって、僕の参加したミニトレッキングで1万円越えなのだ。
もっと長く歩けるツアーは1万5千円以上する。
だが、やはり氷河を見に行くのは“観光”なのだ。
氷河が大したことがないわけではなく、価値観の問題だ。
改めて、僕の価値観、その基準を再確認した気がする。
いやいや、でもでも、それにしてもあの青は美しかった。
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