FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

6000m越えっ! (10月19~23日)

コンドルとオアシスを見た後、チバイでするのは裏山に登ること。
情報を集めて行くうちに、アレキパ近郊の山に登る気になった。
6000m級への登山。コトパクシに続いて2回目の登頂を目指す。
そのためにはまず高度順応登山をちゃんとやったほうがいい。
ということでまずはコタジャウリを目指す。

チバイの裏山の名前がコタジャウリ。裏山と言っても標高4700m。
6000m級への高度順応としてはうってつけだ。
もう標高3600mのチバイに3泊、トレッキングもしているし、
これを登って更に登れる可能性を高めたい。

宿を出て、村を出て、山に取りつく。
しかしこの山、地元の人も観光客もほとんど登らないらしく、
誰とも会わない。登山道もはっきりしない。
聞いても要領を得ないから適当に登っていく。道がなくなる。
かなり上まで来た時、下にはっきりとした道が見えた。
斜面(というより崖)を降りた。腕がすりむけた。
どうもこの山、左へ左へと巻くようにして登っていくものらしい。
その後も何度か間違いそうになりながら、巻いて巻いて登る。
頂上が見えた。吠えまくる犬たちを持っていたパンで黙らせる。
最後は平たい石で覆われた壁。壁にとりつく。これも左奥から。
最後は手こずったが、無事登頂。予定より早い4時間。
21コタジャウリ 22コタジャウリ 23コタジャウリ
頂上から見たチバイの町は一際美しい。
帰りはロバを連れたオジサンと一緒で、なんと1時間で村へ。

絶好調だ。
チバイを後にし、アレキパへ向かう。
旅行会社を回り、ミスティ登山の情報を集める。2日後に行けそう。
ミスティ山はアレキパから最も美しく見える単一峰。富士山型。
しかし前日夕方になってツアー中止の連絡。
他の山に鞍替えした人が多いためだった。その山がチャチャニ山。
03チャチャニ
こちらはミスティ(5825m)より高い6075mの山。
4つの頂上が連なる山群の最高峰。それも現在アイゼンなしでOK。
今、アレキパは乾季の終わり。
ほとんど雨が降らないから、6000mにも雪がないのだ。
これは6000m越えの絶好のチャンスである。逃す手はない。

宿に迎えに来た車に乗り、約3時間。そこはもう標高5200m。
1日目はここから1時間だけ登る。しかしそこは標高約5400m。
04チャチャニ 05チャチャニ 06チャチャニ
こんな高さでテント泊か…。コトパクシやチンボラソ以上だ。
昼間は温かいけど、日が落ちたら急に気温が下がる。
それも1日目でここまで高度を上げるなんて、かなり厳しい。
11人のパーティ中、4人が体調を崩し、2人が嘔吐した。
その全員が見るからに強そうなイタリア人とドイツ人。
筋肉隆々は高地ではマイナス。筋肉こそたくさん酸素を使うから。
もう慣れがあるけれど、ここは富士山より1600mより高いのだ。
高度順応登山済みの僕は1人だけ夕食をモリモリ食べた。
やはり準備は必要だ。
07チャチャニ 08チャチャニ

夜中の2時30分にキャンプを出発。
辺りは真っ暗、つま先の感覚がない。
でもプラスチックシューズじゃないだけマシだ。
イタリア人2人は登頂を諦め、キャンプ地で待機。
ドイツ人2人も5600mまで登り、そこでキャンプへ戻った。
残るは7人。出発から1.5時間で4人脱落。
見るからに強そうなのはモンブラン登頂経験のあるオリビエのみ。

ここからは下りだ。楽だと思うかもしれないが、それは違う。
下りたら登らなければならない。
それも雨季から残る氷の上を下る。歩きにくいし、寒い。
ただし、アレキパの灯が見える。これは美しかった。

僕は順調である。全く問題なし。
09チャチャニ 10チャチャニ 11チャチャニ
コトパクシの登頂実績があるから、気持ち的に余裕がある。
しかし、これは間違いだった。雪がないからと言って楽ではない。
気付いた時には修正がきかなくなっていた。心構えがなかった。
5700mまでは順調だったが、ここからがこの山の厳しいところ。
いきなり地面が砂になり、傾斜がきつくなる。
アレッ? アレッ? 足が進まない。息が続かない。
完全に自分のミスだ。舐めすぎていた。この山は、きつい。
次第に前から遅れる。さっきまで一番元気だったのに。
それでも最後の登りまで来た。皆、ザックを降ろして登る。
更にお腹がユルくなった。雉打ちしてから登りにかかる。
12チャチャニ
数歩進んでは立ち止まる。僕が一番後ろ。
ガイドも手持無沙汰になるくらい遅かったが、何とか登った。
13チャチャニ 14チャチャニ
頂上に着いてみると、みんな横になって目を閉じていた。
僕より速かった皆も、やはりかなりきつかったんだ。
もっと気持ちを入れていれば、舐めてかからなければ、
おそらくもっと順調に登れたと思う。
今後の反省点だ。もちろん、体力ももっと上げねばならない。

それでも…遂に6000mの壁を超えたのだ。6000m越えっ!
頂上ではいつものポーズで写真。GPSの高度モードも撮る。
復路もかなりきつかった。やはり気持ちが入ってないからだ。
気持ちの修正がきかないのはまだ修行不足。
これじゃ、お前、アコンカグア南下登れないぞ!
そう、自分に言い聞かせた。

南米最終目標のアコンカグアへの大切な第一歩。
でも、6000m越えだよ! 5825mの名峰ミスティを見下ろしたのだ!
15チャチャニ
今日だけは余韻に浸ろうって気分ではないが、体を休めよう。
休息は大切である。
スポンサーサイト

comment

Secret

プロフィール

くらっくぽっと

Author:くらっくぽっと
僕の”CRACK”が
あなたにとっての
”crack”になりますように・・・

YAHOO!検索

Yahoo! JAPAN

あなたの天気予報
ブログ内検索
リンク
最近の記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。